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プロフィール

Author:M-CHAMP

溺愛 * 宝塚OG・安蘭けい
熱愛 * 香港巨星・劉徳華
M-CHAMPの「M」は「三日坊主」の「M」ですが、無理せず四日を目指すところからSTARTしてみたい。
ちなみに、ブログタイトル≪輕鬆一下≫(ひんそんやっはー)は、広東語で「ちょっと一息」の意。キリキリせずに、まあご一緒に一息入れましょ〜。

★華仔ニュース訳ブログ(2006〜)はこちら⇒「真娯樂



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雅にヅカ初め@新年口上+月東宝宇治

去年に引き続き、お正月の東宝初日にしっかり参加なわたくし…月組観劇自体はいつでも良かったんですが、瞳子ちゃんも顔を揃えての95周年口上があるということで、三が日も明けない内から今年もせっせと日比谷行き(^^;) 清々しい晴天のヅカ初め、楽しんで参りました〜。

口上はものの五分程度だったような?
元旦にムラで口上してきた面子がわざわざ全員移動してきてのご挨拶。トド様センターに、瞳子ちゃん、ミズ君、タニちゃん、となみちゃん、あすかちゃん、ウメちゃんと緑の袴で勢揃い…というところを見て初めて、あ、これから公演するアサコちゃんは出ないのか、と当たり前のことに気づいた(爆)
全員が名乗ったあと、男役陣による挨拶は歌劇団95周年についての説明とか感謝とか、そして各組の公演予定もきっちりアピール。トド様麗しく、瞳子ちゃん黒く(爆)、ミズ君なんか光ってて(?)、タニちゃんは白かった…緊張でビシッ!としてるウメちゃんに、むにっと可愛い笑顔のこちらも黒い(爆)あすかちゃん、こう並ぶとやはりとなみちゃんてヅカオーラ華やかだなぁ〜などなど、正月から個性様々な面子で豪華豪華(^^)
最後は皆で「おお宝塚」歌いながら銀橋通って、幕となりました。短い対面だったけど、お正月から瞳子ちゃんの顔が拝めて&声が聴けて、ファンとしてはそれだけでイイ気分! 次は(タワレコライブに潜入できなかったら)約一ヶ月後に迫っちゃったサヨナラ公演ムラ初日なんだもん…な……はぁぁ……

口上終わって緞帳が下りたところで、改めて場内アナウンスからお正月最初の公演がスタート。大野先生の大劇場正式デビュー作「夢の浮橋」、藤井くんの「アパショナード」、ざっとメモ書きにて感想まとめておきま〜す。


・大劇場楽からは少々日にちがあっての東宝初日、さすがにまだまだ全体的に固かったかな(^^;) 公演進むほどにもっと良くなっていくなろうな〜とは思った今日の舞台でした。
・「夢の浮橋」、大野版宇治十帖…こういう解釈の宇治、いいですね。切ないし、共感できるし。大野君らしい、ずしーんと来るのに手触りはあくまでさらさらと柔らかな痛さがイイ…
・んだけど、ホントに痛くて、哀しくて、正月から暗くなってしまった(爆)
・でも美しい舞台です。「飛鳥夕映え」では(まあ「花のいそぎ」とかぶってたせいだろうけど)余りと言えば余りなセットとか、スカスカした演出っぷりにかなりがっくりしたんですが、今回はセットも動きも繊細で綺麗で、丁寧な演出でこれこそ大野君!と満足(^^)
・満足だけど、この痛さ、哀しさ、暗さ…何と言うか、もうちょっとヅカらしく、そして王朝物らしく、華やかな場面や耳に残る楽曲など、メリハリのつく仕上がりだったら更に良かったかも。御社の祭礼とか、その意図で挟んだシーンではあるんだろうけど、大野君の趣味過ぎる品の良さが…うっかりすると作品全体を地味にしちゃう勢いでもったいなかったです。
・つまり、ストーリー自体が持つ迫力(傀儡の光君とか、浮舟と女三宮を重ねる薫とか)を、もう一歩後押しする熱さやパワーが演出にあればなあと…そこをアピールしないのが大野美学とは分かってるけど、大劇場作品ですからねえ。小劇場より広い客層が入ることは考慮して、エンターテイメントとしてのコテコテさは多少演出しないと。ワタシとしては好みなんですけどね、このままでも。ただ、集中できない人はあっという間に脱落しそうな緻密さってのは、小劇場ではホントにいいんだけど、大劇場では少々緩めた方がいいなと、そんな印象が残りました。
・同じ源氏作品、草野演出「あさきゆめみし」(初演しか見てませんが)と比べるとその辺の違いが出ててキャラ差が面白くもある(笑)。ヴィヴィッドな曼荼羅だった「あさき〜」、繊細な刺繍画のような「浮橋」。どちらも源氏そのものではなく、でも、源氏の持つ魅力の一つではあるなあと…。

・皆に囲まれて明るいキャラで育ってきたはずのアサコちゃんがたどり着いた、隣に誰もいない孤高ゆえの美しさ。アサコちゃんの華やかさゆえかきりやんの誠実さゆえか、匂の宮と薫のごとく、気心知れた間柄のようでいて「君臨するもの」と「従うべきもの」として薄くて硬い何かで隔てられている緊張感も感じさせる二人の並びが、ストーリーの痛さと呼応して一層舞台の空気をヒリヒリさせているような。二人にすがりつかれてこの世から逃げ出していく儚い影ではなく、変な言い方ですが帰属先が先天的に決まっているヒロイン、トップ娘役という緩衝材がいなくては、トップと二番手の間の空気ってやっぱり殺伐とするんじゃないだろうか(−−;) 相手役の役割まで二番手が背負ったりするからこそ、余計に。息の合った、緊張感漂う良い舞台を共に作るからこそ、余計に。
・浮舟のしずくちゃん、新公とかも見てないのでちゃんとお芝居してるところを始めて見たんですが、ほんっとに可愛い!ものすごく説得力のある、魅惑的な美しさ。哀しい顔も明るい顔もホントに綺麗で、ひたすら見惚れてしまった…。
・でもその一方で、舞台技術のつたなさにはかなりハラハラさせられたのも事実(^^;) 美人なのは最初からわかってたんだから、真ん中で使う可能性があると思える素材には、ちゃんと早くから経験積ませてあげてください劇団様…。素質がないわけじゃなく、単に技術が積み上げられてないだけっていうのが、一番気の毒。しずくちゃんの場合、萎縮して固まることなく、度胸のある笑顔を見せてくれるようになってるだけ救いがありますが…
・トップ娘役という立場が伴えば、もっと腰が座るかもしれないしずくちゃんですが、一方で、それこそトップ娘役という立場さえ伴えたなら、もっと“娘役”として理想の在り方でいられるだろうに、と思わずにはいられないのが、あいあい。
・華やかだし、安定してるし、でも、どんどんきつくなってる…それは多分、固定の帰属先がないから、寄り添う相手がいないからで。華やかに、他の娘役を圧倒するアピール力で力いっぱい舞台を頑張っているからこそ、ヅカファン的には見ていて辛い部分があります。

・ショー「アパショナード」でも、トップ娘役不在の影響は大きかったですねえ。中詰めの、きりやん以下男役陣総女装も、一度きりの飛び道具としてなら、わー、迫力!目の保養!で済みますが、やっぱり不自然。迫力の女装美女の間に混じるあいあいの立場っていうのも、ホントに不自然。
・でも、かっこいいアサコちゃんをかっこいいままにひたすら堪能できるショーなのは確かなので、かっこいいアサコちゃんが見たいファンなら、かなり大満足するんじゃないかな? アサコちゃん自身、やりたかったスペイン物で気合入ってるのよく分かりました。最初の方で着て出て来る黒いマタドール衣装がワタシは一番好きかな(^^)
・それにしても、衣装の着回し率の高さが凄かった!「ネオダン」のポラリスの衣装、「ドルチェ・ヴィータ」の白いパンツドレス、「コパカバーナ」のラテンダルマ、「シバ」の白い衣装…は別物だったのかな?あと、獣っぽいアサコちゃん(パンフ買ってないので場面詳細不明…)率いる赤い鎧みたいなのも、舞夢だったか何かで見た…。そしてこのシーンのみりお@女役の衣装は、なぜここでそれを出してきた?な懐かしの「ノバボサ」ブリーザの衣装だった(爆) そう言えば、こちらは自然な使いまわしでしたが、お芝居では「蝶恋」ラストの胡蝶の衣装も出てたな〜。
・場面ごと印象に残ってる衣装をこれだけ出されると、それだけでかなり集中力が乱れるんですが。まあそれは置いておいても、なんだか藤井ショーというより三木ショーとカズノリショーの合体みたいな色合いではありました…。退団するまりなちゃんの扱いの良さは藤井カラーでしたが。そしてまりなちゃん、ほんっとにキラキライキイキしてて可愛かった!お幸せに。
・幕開きの巨大マントは笑うところなのか一瞬迷った(爆) 獣アサコちゃんとまさき&みりおカップルのシーンも、その後の復活まで含めて丸ごと微妙(シバの納得行かない復活総踊りを思い出した…そして「またね」がとっても心配になった…)。ヴァレンチノのシーンももうちょっとやりようがあるんじゃないのかなあ(特にあいあいの語り、というか語り自体の必要性とか)。衣装と女の子とっかえひっかえなアサコちゃんのかっこよさは堪能しましたが(^^) 何よりフィナーレにデュエットダンスないのって寂しい。その上エトワールまで男役だなんて!寂しすぎる…娘役沢山いる月組なのに〜。

・萬さん源氏とか、宇治の専科さん使いは良かったし納得だったけど、ショーは少々無理に使いすぎなのではと疑問も。いや、萬さんのシボネーはいいんですけど…ソルーナさんの歌も好きだけど、というか好きだったけど、歌専科でもないんだし今無理に歌っていただかなくてもとか。梨花さんにいたってはそれこそ歌っていただくための専科さんじゃないでしょとか。適材適所で活躍して頂いてこそ専科さんの専科パワーが出るってもんだと、ワタシは思います。
・越リュウ、芝居もショーもいい味出してて心のオアシス状態。あーちゃんも同じく…だけど、喉がちょっと不調っぽい?しかし安定感と美しさはさすが。しかしホントに綺麗な管理職たちだ(^^;)
・お芝居では、重さのある声に、重々しい役どころがはまっててアヒちゃん健闘。組子たち、かなり色々役も付いていて、歌などでも色んな歌い手に見せ場があり、充実の舞台(^^) でも、初日だったからか、芝居もショーも全体的に歌はまだ緊張気味な硬さがあったかも…。
・マギーともりえがソルーナさん配下で、そのかとまさき君がアサコちゃん部下っていうのは、顔の悪役度で決めただけだろっていう振り分けで、納得(爆)
・みりお君にはそろそろ男役一本で頑張れる公演てのも当ててあげてください…なんかだんだん男役姿の時も色々まとまらなくなって来てる感じが(−−;) キラッキラのフレッシュスター素材なんだから、真っ当に男役で育ててやってくれーー!
・ついでに、まさき君も舞台メイクでまでそんなにマスカラ可愛くくるんとさせなくていいから…(−−;) みんな綺麗でぴかぴかの男役だけに、総女装とか違和感なくて目の保養なんですけどねえ。目の保養してる場合じゃなく、くさ〜く熱〜く若気の至りでぶつかってみててもいい時期だよねえ……。
・しかしもりえちゃん、スパニッシュだと際立つなあ、スタイルがホントにイイ!マタドール姿、見惚れました。
・娘役では、しずくちゃんの他には蘭はなちゃんがやっぱり可愛かった!芝居は何だかやけに花様似に見えましたが…ちょっとちっちゃくてかなり踊れる花様っていう感じ(?)。でもどのシーンでも相手役をニコォッ♪と超愛らしい笑顔で振り仰いでて、ホントに可愛い。可愛い可愛い!(分かった分かった)
・その蘭はなちゃんとしずくちゃんが、ショーで二回くらい隣同士で踊るシーンがあって…幸せすぎて目からとろけるかと思った(爆)
・このタイミングでルイス君のエトワール、思わず「退団するんだっけ?」と回りに確認してしまった…(^^;)


・結論としては、見応えはあるけどトップ娘役がいないと保守派ヅカファンのワタシはとにもかくにも落ち着きません。という一言につきる公演だったかもしれない(爆)

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